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2017年4月23日日曜日

低いコントラクトテーブル 2017/4/23

日が長くなりましたね。
今日は丸いテーブルのこと。
 
 
撮り直すのがあれだったので過去の店内写真なんですけど、これはイームズコントラクトテーブルです。今も展示していますよ。
ダイニング的な印象が強いこのテーブルに高さ450mmがあります。昔から。
 
 
高さが低いんですよね。高さが低いという表現は何かおかしいので天板高が低いと言いましょうか。同じですか。
 
直接床に座って、ああ、ちゃぶ台的に使うのかっていうとそうではあるのですが、欧米的な使い方だとこうですね。
 
 
ECHOES Vol.8 カメラ直撮り
写真かなり探しました。そんな光景があるのをやっと見つけました。
 
奥にコロナチェアがあるじゃないですか。コロナチェアっていうんですよ、あの赤くて背がいくつものパーツに分かれているのが。それはいいんですけど。
 
低いコントラクトテーブルが置かれていますよね。
こうやって低めのチェアや寄りかかる感じのチェアの正面に置いてコーヒーテーブル的な使い方として活きます。ソファ前でも良し。
 
丸だと斜めに座りものを設置できるので、ちょうど映っている手前のネルソンプラフォベンチとはまた違った使い方が出来ます。
 
参考にしてください。
 
 
こうやって書いておいてなんですが、別に珍しい使い方でもないですし、誰でも知っているよレベルの話を書いたのかもしれませんが、誰か一人でもへーって思ってくれたらそれでいいです。
 
 
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

2017年4月22日土曜日

マックス・ビルの話 2017/4/22

この調子で今日もデザイナーのことを書きます。
調べながらです。



Max Bill Foundationから http://www.bill-stiftung.ch/

Max Bill (マックス・ビル)
1908 ~ 1994

様々な面を持った人物ですね。人によっては時計のデザイナー、人によってはグラフィックデザイナー、人によっては建築家と人によって相当分かれると思います。


1904年 彼はスイスのヴィンタートゥールで生まれました。

1924年 チューリヒ工芸学校で銀細工を学びました。1927年まで。

在学中パリを旅行し、ル・コルビジェさんの実験住宅に感銘を受け、翌年コルビジェの公演を聞き建築を志すようになったそうです。


1927年 ドイツのデッサウの”バウハウス”にて建築を学びます。1929年まで。

1930年 チューリヒに定住し、建築、画家、彫刻、デザインと幅広く活動を開始します。

1931年 ビニア・スポエリーさんと結婚。

1944年 タイプライターのデザインを機に本格的にプロダクト、家具のデザインを始めたそうです。

1950年 ナチスによって閉鎖されたバウハウスの復活計画をするインゲ・ショルさんの誘いでウルム造形大学の設立に協力を始めます。

1955年 ウルム造形大学が正式に開校されました。同大学の学長としてバウハウスの精神を継承しながら教育が行われたそうです。


このウルムが「ウルムスツール」のウルムですね。
当時は”ビルホッカー”なんて愛称もあったそうです。


1956年 ウルム造形大学の学長を退任します。早い。

1960年 コンクレーテ・クンスト50年展を組織し開催します。

1964年 ローザンヌにて教育と造形展覧会委員として計画に参加し、以後、教育者としても活躍しました。

その後も彫刻や建築をいくつも手掛けました。


1994年 そしてベルリンでなくなりました。


彼は”よりよい生活環境を作るのが真の芸術家の役割である”という信念を持ち、デザインと芸術の壁を越えて多くの作品を世に送り出しました。


ちなみに、彼の息子によりマックスビルファウンデーションが存在しますよ。


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2017年4月21日金曜日

ビル・スタンフの話 2017/4/21

昨日ドン・チャドウィックさんについて書いたじゃないですか。
だから今日は彼です。



Herman Miller Japan HPから http://storesystem.hermanmiller.co.jp/fs/hmjapan/c/bill_stumpf
Bill Stumpf (ビル・スタンフ)
1936 ~ 2006

彼のストーリーはハーマンミラー社のワークチェアのストーリーでもありますね。
アーロンの生みの親です。


1936年 彼はミズーリ州セントルイスで生まれました。チャールズ・イームズさんと同じですね。

年数などもろもろ不明ですが、イリノイ大学を卒業しウィスコンシン大学を修了したそうです。助手として教鞭をとっていたって書いてあります。

1970年 彼がハーマンミラーリサーチコーポレーションにスタッフとして加わったところからハーマンミラー社との関係が始まります。

1972年 自身の事務所である”スタンフ・ウェバー・アソシエイツ”を立ち上げます。

1974年 「アーゴンチェア」をデザインしました。ハーマンミラー社から彼の最初の製品でです。 (1976年とも書いてある場合があります)



Herman Miller HPから
これですね。Ergon Chairなのでアーゴンで合っています。写真は3です。アーゴン3。


1984年 ドン・チャドウィックさんと協力して「エクアチェア」をデザインします。



Herman Miller HPから
これですね。エクア2まであります。

1994年 そんなドンさんと再度ともに共同してデザインしたのがあの「アーロンチェア」です。


このブログをいま読んでいる人たちには説明不要のエポックメーキングですね。


2006年 それから新しいワークチェア(のちのエンボディチェア)とデスクの開発に取り組んでいましたが、手術の合併症でお亡くなりなります。

2008年 そして引き継いだジェフ・ウェーバーさんの手により「エンボディチェア」が完成します。エンベロップデスクも同年にリリースされます。


彼は人間工学に基づいてワークチェアを設計した先駆け的存在です。
特にアーロンチェアはすごすぎました、のちのワークチェア業界に与えた影響は大きいです。

昨日のドン・チャドウィックさん、ビル・スタンフさん、両名とハーマンミラーとの協力があったことで現在のワークシーンが形作られたと思います。


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2017年4月20日木曜日

ドン・チャドウィックの話 2017/4/20

久々にデザイナーの話を書きます。今日の人のストーリーについては詳しくないので調べながらです。ハーマンミラージャパンのサイトを見て私もへーって思ったぐらいですから。あとあんまり細かく情報がわからないので飛び飛びで・・・
(ストーリーを詳しくないだけで、もちろんご本人については理解していましたよ)



Herman MIller Japan HPから http://www.hermanmiller.co.jp/designers/chadwick.html
Don Chadwick (ドン・チャドウィック)
1936 ~

ドン・チャドウィックさんというとアーロンチェア(リマスタード)のデザイナーとして業界内では超有名ですね。


1936年 彼はカルフォルニア州ロサンゼルスに生まれました。その後カルフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業しました。
在学中にチャールズ&レイ・イームズさんのレクチャー(講義かな?)に出席後、家具にますます惹かれていきました。ってハーマンミラージャパンのHPに書いてありました。

1964年 建築家のヴィクター・グルーエンさんの事務所で働いていたそうです。

その後なのか年数不明ですが、自身のスタジオを開いて作業していたそうです。

1972年 そこへハーマンミラー社が初接触。

1974年 ハーマンミラー社より初めての製品「モジュラーシーティング」をデザインしました。



これです。


1984年 ビル・スタンフさんとコラボレーションして「エクアチェア」をデザインしたそうです。

1994年 そしてとうとう、ビルさんと「アーロンチェア」をデザインしました。画期的なこの椅子はその後のワークチェアに多大な影響を与えた偉大な存在ですよ。


2016年 そんなアーロンの「アーロンチェア リマスタード」をデザイン。偉大なアーロンチェアをアップデートしました。

現在に至る。


彼といえばハーマンミラー社という認識を皆さんはされるかもしれませんが、他の会社からも製品をリリースしていますよ。

それが同じ米国のノル社。



Team Net HPから http://team-net.co.jp/knoll-office/33-na/
チャドウィックチェアというものがあります。
自身の名を付けたなんだかどことなくアーロンライクなこの椅子は2005年にデザインされました。


スパークチェアは2009年です。
これは良い意味で彼らしさを感じません。


アーロン以後はノル社とコラボってたわけですね。
で、アーロンリマスタードで久方ぶりのハーマンミラー社でのリリースです。


そんな彼は本当の椅子のスペシャリストだと思います。
知識も経験も実績も別格。


アーロンチェアリマスタードだけじゃなく、デザイナーも知っておくと豊かになると私は考えますよ。


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2017年4月19日水曜日

Motomi Kawakami Dining Tableが一応の正式名称です 2017/4/19

別件で川上元美さんのテーブルの抜けの良い写真が必要だったので、Knoll Store青山さんにお願いして撮影してもらいました。
抜けが良いというのは、あれです、背景の見通しが良いとか、見苦しくないとか、なんかそんなようなニュアンスです。
うちで撮影すると背景がくっちゃくちゃじゃないですか。


せっかく撮ってもらいましたし、ここでも使いますね。


この曲線がたまらない。
私のお店で撮るのとは全然違いますね。

参考→ 「ものすごく良いダイニングテーブルを販売します 2016/9/9


昨年秋から展示販売を始めて、それからずーっと良い良い言っているこのテーブルですが、たまには「何が良いのかな?」ということも言われます。意地悪じゃなくて純粋な質問。

デザイン、汎用性の高さなど見た目だけじゃないです、そんなことだけの評価じゃないんですよ。偉そうなつもりはなくて。




ねじ穴を隠せるこだわり


やっぱりクオリティですよね。この仕上がりの丁寧さ。レベルの高さ。
本当に上質に作られているんです。手触りが素晴らしいです。

素材を生かした質の高い構造が素晴らしいです。天板上も若干テーパーになっていて非常に見た目にも美しく感じられます。
実物を見ると評価がさらに上がりますよ。その実物がどこでも見れないって問題がありますけど。


飛騨の工場で作っているのがまた良くて、私は海外の製品の納期になれ過ぎて、国内はこんなに早いのかと驚きます。大体3~4週間ぐらいです。

セットの椅子と合わせる姿が川上さん的にも最高ですが、別の椅子でも合いますし、それこそテーブルだけ買いにうちや青山に行かれるのも歓迎ですよ。


こういった写真は合成しやすくて楽ですね。

このテーブルはちょい斜め上から見るのがもっとも見栄えが良いと思います。

この真横も良いですが、実際の生活で真横からってあんまり見ないですものね。


最近は椅子を選んでからテーブルを考えるケースが多い気がするのですが、先にテーブルを決めてから椅子や環境を考えるものおすすめしますよ。


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