マハラムで張替え日本製シェルチェア 2014/7/18

先月、日本製のシェルチェアがたくさんあります。って更新したこと覚えてますか?
覚えてない。そうですか。更新したんです。(←リンクになっています)
 
漠然と紹介しただけではあんまりなので、じつは裏ではこの日本製のシェルチェア張替えしていたんです。
 
それも、ただ張り替えただけではあんまり魅力が無いので、今だけしかできないお得な感じにしました。
 
 
maharam社のtoo stripeで張り替えました。
すてき!
 
ウレタンもモールも交換しています。
ふっかふかですので、マハラム生地の上質な手触りを十二分に体感できます。
 
 
 too stripeはアレキサンダー・ジラルドさんが1965年にデザインしました。
この記事は以前仕入れたものがまだ残っていたので、価格をかなりお値打ちに提供できるのでチョイスしました。
本当はレッド×オレンジの組み合わせもあるのですが、一般的に売れるのはこのブラックのほうかなと。
 
 
シェル自体はパーチメントです。
コントラストが良いですね。
 
 
モールが新品にできるってのがcase study shopの特徴の一つです。
おかげで表面は全て新品、きれい。
 
 
case study shopのシールは後から貼りました
日本製。といった裏側っぷりです。
エンボスは「DESIGNED BY CHARLES EAMES」のみです。
90年代のヴィンテージってよりユーズドですね。
 
状態は良いほうなのですが、モールの縁に接着剤が多少残っている場合があります。
 
これには理由がありまして、この日本製のシェルチェアは、一度とあるショップで張替えをされているんです。
それが、モールを生地と縫わずに接着剤でくっつけてしまっていたんです。
おかげで接着剤を完璧に落としきることが難しいので、最終的に掃除してはいるのですが落としきれない部分がある場合がございます。
 
これだからシェルチェアの張替えでモールを接着してしまうのはダメなんですよ。
 
 
あと、ユーズド、中古なのでベースには傷や汚れや錆びなどがあります。
使用する分には大丈夫ですけどね。
 
 
 それに脚先のグライズっていうプラスチックパーツが元から無かったため、Vitra製のキャップを取り付けています。
本来はホワイトです。
 
でもこのベースが重要なんです。
なんてったって現在は生産されていないので、このベースだけでも欲しいという需要があるぐらいですし、なにより!
 
 
 見比べてみると一目瞭然。
右側のHerman Miller現行ポリプロピレン製DSRに比べてかなり高さが低いです。左の日本製シェルチェアは。
 
前も書きましたが、日本製のシェルチェアは日本人の体形に合わせてベースを低く制作されていました。
 
日本製のエッフェルベース自体の一番頂点の高さが390mm
米国製のエッフェルベース自体の一番町店の高さが415mm
 
わずかな違いに見えますが、実際座るとかなり違いますよ。
それに、ウレタンや生地を張ると厚みがでるのでその差もあります。
 
 
それで価格は状態とかいろいろ考えて特別に¥79,000(税別)です!
これはお値打ち。グライズが違うとか生地も以前の価格で設定していますし、モール代はサービスしているんです。
でもシェル自体が無くなるか生地自体が無くなるまでの数量限定です。
 
本来これを値段付けるとするなら一脚9万円はつけます。
特に生地がいまは手に入りづらいです。
 
あとじつはこの日本製のシェルチェアでハリスツイードVerも作っています。
これはまだ出来上がりに時間がかかるので、仕上がったらお店に入れますね。更新しますね。
 
それから、別に日本製のシェルチェアじゃなくても米国製でこれと同じものも用意できます。
キャッツクレイドルとかも付けられますよ。
 
 
情報量が多くてわかりづらいかもしれませんが、気になる人はとりあえず何でも聞いてください。
電話でもメールでも。
 
あ、もちろんお店でも。
 
 
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

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