2016年12月14日水曜日

イームズプライウッドチェアの当時の価格は今に換算すると 2016/12/14

今日はちょっとだけ知的な話をします。知的じゃない私が知的な話をします。


いまHerman Millerのカレンダーを配っているじゃないですか。
今回のピクチャーは過去の名作グラフィックなんですけど、表紙を見てください。
これでちょっと書こうと思いました。


"AMERICA'S MOST FAMOUS MODERN CHAIR CAN NOW BE YOURS FOR ONLY $25"

って書いてあって、見えないかもしれませんが、下のプライウッドチェアの値段を指しています。"Two models $25"って書いてあります。

一瞬安いって思うかもしれませんが、当時の価格ですから。
このグラフィックがいつのかは書かれていませんが、予想で1940年代の後半だと思います。
(ここが違っていたらもうここからの話が全部破たんしますけど)

1940年代後半の米国の給与ってどんなもんだったでしょうか。

ちょっとこれを参考にしてみます。
参考 http://www.thepeoplehistory.com/1940s.html

プライウッドチェアの形と販売方法を見るに、1949年の平均給与は参考になるはずです。
上記URLによると、年間の平均給与が$2,950でした。
月で割ると$245です。 ※ボーナス込みでしょうけど。
プライウッドチェアは平均月給の10%ぐらいの物って価格価値だったということでしょうか。

ただ、新車が$850って書いてあるので、それを考えると椅子が高めなのか車が安いのか。
いずれせよ、チープなものではないでしょうね。

本当はここで、米国での物価指針数で当時の価格は今の$〇〇ってやりたかったのですが、わかりませんでした。

なので、ここは日本、日本で考えてみましょう。ここからは。


日本は1949年にブレトン・ウッズ協定により、$1=¥360と為替が固定されました。
参考 ブレトン・ウッズ協定

$25ということは、日本円に換算すると$25×360=¥9,000です。

参考 http://shouwashi.com/transition-salary.html
1949年がないので、1948年の日本の平均給与は¥10,129だったらしいです。49年もこれのちょっと上ぐらいでしょう。
平均給与の8割ぐらいかな。

そのうえで当時の価格を今に換算するとってのをやってみましょう。

参考 https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/history/j12.htm/
平成27年度の企業物価指数は710.5
昭和24年(1949)の企業物価指数は208.8

割ると710.5 ÷ 208.8 =3.4

当時の¥9,000は今だと3.4倍の¥30,600に相当します。

が、これはあくまで企業物価指数。つまり、企業同士の取引の金額で、消費者物価指数ではありません。残念ながら1969年以前の消費者物価指数は総務省にはありませんでした。

でも書いているHPを見つけましたので、これを信じてみましょう。
参考 http://chigasakiws.web.fc2.com/ima-ikura.html

これによると、1949年の(おそらく東京都の)消費者物価指数は236.9
総務省のHPによると平成27年度の消費者物価指数は1804.1

1804.1 ÷ 236.9 =7.6

当時の¥9,000は今だと7.6倍の¥66,600に相当します。

この段階では今の価格は二倍ぐらいします。
でもまだ続きます。


どうして米国の価格をそのまま日本円に置き換えて計算したのかですが、まだこの時はハーマンミラー製品を日本に輸入販売する会社が無かったんです。正式にはでしょうけど。

日本で正式にハーマンミラーの家具が流通するようになったのは1964年のことです。当時、ハーマンミラー家具販売株式会社というのが出来たんですよ。

だから、この当時、ハーマンミラーの家具が欲しかった人は、向こうで買って持ってくるか、誰かに輸入したものを販売してもらうかして手に入れる手段がありませんでした。たぶん。
だから現地の価格=手に入れる価格ということです。実際にはそれプラス手間と輸送量??ちょっとこの辺は昔すぎてよく分かりませんが、まあいろいろ他に掛かる部分もあったと思います。

そんな訳で単純に米ドルを日本円で計算してみました。

だから流通も何もかも違う現代と、さらにハーマンミラージャパンが存在する今、あんまり比べてもって話ではあるんですけどね。
それに、今となってはプライウッドチェアは嗜好品に近いと思いますので、扱いが全然違うと私は思います。

いやー、書いているうちに何を伝えたいのかよく分からなくなってきました。
別にだからどうだってことはなく、これを読んで考えることは皆さんそれぞれで良いと思いますよ。


なおなお、今回の内容は間違いがあるでしょうし、信憑性を保証するものはありません。

頑張ったとはいえ、なにせこの短時間で書いてますからね。
どうせ明日には流れますし。

ブログは諸行無常ですよ。


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