最初のプライウッドチェア 2017/3/26

今日もイームズ話ですよ。


イームズ本カメラ直撮り

イームズさんがデザイン製作販売した最初のプライウッドチェアがこれです。

以前以前にチャールズ・イームズストーリー(http://case-study-shop.blogspot.jp/2016/09/201697.html)を書いたのですが、その中にこんなことを書きましたよね。


1945年 戦争が終わり、今までデザインして作っていた家具の発表をニューヨークで行います。
その時にDCM、LCM、DCW,LCWがお披露目されました。ただこの時はまだ3本脚だったり背と座が繋がっていたりと現在と形が違います。


その3本脚のプライウッドチェアが上写真のものですね。
ハーマンミラー社に協力する前の製品ですので、エヴァンス社製造のイームズオフィス製?ってことになるのでしょうか??

これが当時ヒットしたらしいのと、このチェアを含めた展示販売でネルソンさんの目にとまったわけですね。


Herman Miller Japan HPより http://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%20Miller:Products/Eames%20Molded%20Plywood%20Chairs
これは現行品のプライウッドチェアの画像なのですが、この形状はハーマンミラー社から製品としてリリースされる際にデザインされたものということでしょうかね。でもそのNYでの展示に4本脚のプライウッドチェアもあるので、それが採用されただけかもしれませんね。

3本脚はやっぱりちょっと安定性にかけますので、その点で大量に販売するなら4本脚でしょう。


最近は3本脚の椅子はスツール以外ではあまり見かけませんが、この年代やそれ以前はわりと3本脚がありました。
どうしてでしょうかね、コストなのか、見た目が3本脚が美しく見えたとかでしょうかね。
3本脚の椅子でも、人が座ると足が2本プラスされるので5本脚だよって話もありますよね。


参考になると良いですね、なにかに。この話が。


case study shop nagoya
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